1893年、御木本(ミキモト)幸吉が真珠養殖に成功しました。
「アコヤ貝」による、半円真珠の養殖です。
そして、1905年真円真珠の養殖に成功しています。
この養殖真珠の成功を生み出した島があります。
英虞湾内にある神明浦と並ぶ、養殖真珠の発祥の地です。
三重県鳥羽市にある「ミキモト真珠島」と呼ばれる小島です。
1929年、鳥羽町から御木本へ売却された島です。
現在では、真珠の展示や海女の実演などをするレジャー施設となっています。
ミキモトの真珠の質は、超一流です。
ミキモトのパールは、それだけでブランド価値があります。
真珠は、柔らかく、加工し易い宝石です。
その美しさもあって、世界各地で、古くから親しまれて来ていました。
養殖真珠が発明されていない時代では、とても高価なものでした。
古代エジプトでは、宝飾品と共に薬としても珍重されていました。
真珠は、「月のしずく」や「人魚の涙」と呼ばれてもいました。
母貝に守られて生まれる真珠には、強い守護のパワーがあるとされていました。
また、天然真珠の希少さから、世界で最も高価なものだという記述がなされた文献も発見されています。
たとえば、コンク貝から生成されるコンクパールは、5万分の1という出現率だといわれています。
真珠が、奇跡の石といわれる所以です。
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